5月10日(日)
世情感・季節感を駅前のスーパーで知るようになってしまっている。今日もスーパーの入り口の花屋が賑わっていた。いつもの数倍のお客さんでバラを選んでいた。今日は《母の日》ということをスーパーの賑わいで知ったことになる。それにしても暑い、程よい過ごしやすい中間がない。厚手のシャツを着て出てしまってきたので余計に暑さが身にしみる。ニュースで桜の開花が根室に到達したようである。沖縄から4ケ月間掛かったことが書いてあった。日本列島も長いものだ。昼間でウダウダと過ごし、これではいけないと思って出かける。何か、中途半端な休日だ。今日は、大木惇夫【大木惇夫詩全集1、2、3】を古本屋の棚で見て購入した。それというのも、会社近くのかかりつけの医院の老先生から聞いたことが頭に残っていたからだ。大木惇夫なる人物がどういう経歴かなど知らないのだが、調べると東海林太郎が歌っている《国境の町》を始め、数多くの作詞をしていて、有名な人なのだ。詩人としても北原白秋について学んだようであり、いろいろな作品を残しているようでもある。古本を購入して、ほとんどが知らない人なのでその作家を調べることが今のところ楽しい時間なのである。