5月13日(水)
北尾トロ著『僕はオンライン古本屋のおやじさん』(風塵社)を読む。オンライン古本屋は、今何軒あるのだろうか、1万軒もいかないがアマゾン、Yahooなどを利用して本の売買をしている人を入れたら、かなり数、膨大な人・会社があるのか。北尾トロさんのオンライン古本屋の始まりは、そのはしりのころ・1999年である。オンライン古本屋に至った動機から、立ち上げ、サイトの説明から、最後の梱包まで詳しく書いてある。それが、事務的な文章でなく、北尾トロさんらしい文章で読んでも楽しく面白い本だった。北尾トロさんの西荻窪に事務所があるので、頻繁に地元の名前が出てくるのも読んでいて親近感みたいなものが湧いてくる。名前が出てくると言えば、オヨヨ書林のオヨヨさん・山崎さんが出てきたのには驚いた。知り合いだったんだ。南陀楼さんの名前も《本とコンピュータ》の編集者として本名・河上さんで出ていた。1999年、約10年前か、その頃私も西荻窪に引越しして来た時期でもある。夜、本をダンボールに詰め込む作業を一時までするが、ようやく1/3くらい終わった。同じサイズに見えて、微妙に大きさが違うので梱包するのが大変なのだ。明日は、徹夜か、うーん。