6月21日(日)
家人bから『はい、これ…』と言われて、スリッパを渡される。何でと思っていたら、今日は父の日ということだった。父の日のことも父親ということも忘れていた。何という親なのだ。梅雨だからショウガナイが今日も雨で、市川行きを諦める。前日、市川に行くのなら古本屋も廻ろうかと考えて紅屋さんにどこがいいか聞こうかなど思っていたが聞かなくてよかった。
書肆紅屋さんのブログを見るとやっぱりスゴイナー、眼力じゃなく、嗅覚でなく、本に対する超能力があるのかと思ってしまう。今日は忘れずに
《日曜美術館》を見る。〔素敵な悲しさ 清宮質文〕、こんな版画家がいることを知らなかった。簡単の図案だが何刷りの工程があり、奥が深くて味わいがあるものばかりだ。清宮質文、この名前は忘れないだろう。松本亮さんも覚えたよ。雨が霧雨みたいな感じになったので午後遅くから新宿まで行き、帰り荻窪に寄って帰る。仙台の一箱古本市に出す本の整理、スリップの作成をする。12時まで。一箱古本市出店7回目であるジャンルで出すことにした。多くはないが、それは映画に関するものだ。そういってもタイシタものはないのだが、佐藤忠男編【原節子のすべて】が一応の目玉か、単行本よりちょっと大きめな本だが、原節子の写真がぎっしりと載っている。わあー、1時半、寝なくては。