7月1日(水)
朝、会社でコチョコチョした仕事をして、東京駅へ。新幹線で那須塩原へ。東京から曇よりした空がずっと続いている。車内で内堀弘【ボン書店の幻】を読む。読書の合間に外を眺めるが、同じ空の色だ。駅で二人と合流する。晴れていると、山々の稜線が見えるらしいが、あくまでも曇よりしたネズミ色しか見えない。打ち合わせが終って、帰りは新幹線の三人席で並んで座る。ちょっと窮屈、ビールを買ってもらったので飲んだら眠くなって20分ほど寝てしまう。二人の会話は、ずっと続いていた。眼が覚めたら、もう上野だった。