5月11日(火)
午後すぎから吉祥寺へ。武蔵野市立美術館での《棟方志功展》を見る。棟方志功が疎開して住んだことで縁のある富山県にある美術館の所有の展示でした。ここは入場料100-ですが、その割にしっかりしたもの・展示があります。大きな襖絵なども。棟方志功の、あの福よかな顔・女体を見ました。版画だけでなく絵の展示もありました。ここのビルの横のコンコースで開かれている古本市を見る。藤井書店、200-均一か。よみた屋、
にわとり文庫などから数冊購入。千駄木の古書ほうろうへ
。《偏愛談議「古書も映画も音楽も」片山杜秀(音楽評論家)×川本三郎(評論家)》のトークを聞く。初対面とは思えないほどトークが噛み合う。音楽、映画、映画音楽の話が次から次へと進む。時代劇、現代劇、西部劇の中で挿入される音楽の話が興味深い。休憩時にSさんに聞いていたが片山杜秀さんは、よく古書会館の古書展に来られるらしい。なんとく、見たような感じの顔だ。古書といえば、川本三郎さんは荻窪のS書店でときどき見かける。後の挨拶でも昨日も行ってきたとおしゃっていた。川本三郎さんの町歩きのエッセイが好きだ。そうか表層だけでなく、その奥に見えるものを書くことか。今日のトークは楽しかったナー。トークした二人が一番楽しかったのでは。打ち上げにも参加して、Aさんとお茶の水経由、中央線で帰る。各停に乗ってしまったが、その分Aさんと長めに話が出来てよかった。ポトカフェ、出版社のことなど。