12月27日(火)
公共機関に行ったら、こちらが恐縮してしまうほどの対応して頂いた。こういう人もいるんだと感心してしまった。それに引きかえ、〈ブ〉の店内でドンとぶつかって『すみません』と言って、通り過ぎていく若い女性がいた。こちらがビックリして、知り合いの人がワザとしたのか思ったが、全く見たことない女性だった。いつだったか、電車の中で、座席の隣り同士になった人がちょっとしたイザコザで言い合っていた。最後に、女が『ブスとはなによ』男『ブスにブスと言っちゃいけないのか』、女が憤慨して降りていった。これだけだと男が悪いように感じるが実際は、女が座席の前の人がいたのにスルリと座ったところを見たとき、只者ではないと感じた。男が新聞の広げていたが、普通めだったが、そこで何だかあったみたいだったが、最初は男の方が威勢がよかったが、直ぐに女の威勢に押されっぱなしになって、最後の男『ブスにブスと言っちゃいけないのか』の言葉も震えがちだった。人間、個性的なところがあってもいいが、公なところでは最低限なマナーが必要なような気がする。こちらがいいと思っていても相手には悪いと感じる、この逆もあり、その境界線というのがこの頃、複雑になってきているように思う。吉祥寺から西荻窪まで、高架下を歩く。この道が迷うことがなくいい。両側が駐車場になっているが、滅多に動いている車に合わないが、自転車が何台か通りすぎていく。遠くまで見とうせるが、寒々に感じる。♫明日という字は ♫明るい日と書くのねー♫なんか、口ずさむが、…。つい、急ぎ足になってしまう。
京王の《歳末古書市》で、佐藤泰志【海炭市叙景】集英社が8400-という値が付いているのを、見たが、映画化され、文庫化もされ、脚光を浴びてきたのか。こういうケースは、珍しいんだろうか。12/27現在、(日本の古本屋)20000-、5000-の2件、(アマゾン)9999-、10000-、15500-の3件。本・古書も相場があることを感じる一冊だ。