12月30日(金)
岡崎さんの
《okatakeの日記》に「波」2012年1月号のことが紹介されていたので、いつも送られてきたのをそのままにしているが、ビニル袋を開けて見る。角田光代、荒川洋治、穂村弘、川本三郎、吉川潮、重松清と本当に豪華な顔ぶれだ。津村節子《時のなごり・ひぐらしの里》というのが気にかかり読んでみる。夫である吉村昭の出身地・日暮里のことが書いてある。日暮里付近がひぐらしの里というのか、知らなかった。初詣に行かれていたという《
諏訪神社》という神社も行ったことがない。近い内に行ってみたい。一箱古本市のことを知らなかったら、この谷根千など来ていなかったのかも知れない。朝倉彫塑館に来たことがあるか。これは、彫刻、そして和洋折衷な建物を見に行ったのだ。津村節子《時のなごり・ひぐらしの里》の文を読みながら、谷中、千駄木の情景を思い浮かぶことができる。幸せな読書の時間だ。下記の「波」2012年1月号の中で、一番気になるのが、永田和宏《河野裕子と私・歌と闘病の十年》というものだ。一昨年、短歌の番組に出させてもらっていらい、短歌というものに興味が湧いてきたのだ。そのあとに、
西荻ブックマークで東直子さんの短歌の話を聞いて、わりと身近になった。その短歌の番組で知ったのが永田和宏さんだった。その後、
NHK《この世の息・~歌人夫婦 40年の相聞歌~》を見て、短歌の意味合いがグーンと身にしみてきた。
ひぐらしの里
http://higurasi.com/history/index.html