10月9日(火)
今朝、急に冷え込んでいるように感じる。朝早めに、店頭台の修繕に職人さんが来てくれた。底に、もう1枚の板を当てネジを長いのに交換してくれた。これで車輪も少しは強度が増すだろう。小口面に杢目調のテープを巻いてくれた。そして、出入り口にも段差解消の板を工夫して置いてくれた。いつ見ても、その職人技と手際よさに関心する。
店頭で作業中にお客さんが見えて、『いいですか』と言われると時間が早すぎても、ノーとは言えない。文庫本2冊買って頂く。これは開店前から幸先がいいと思ったがその後は続かず、特に七時過ぎたらぱったりであった。ランニングする人ばかりだ。寒いせいだろうか。
Lくんが来たが、CD30枚、マンガをセットして、すぐさま帰っていった。入れ替わりに、常連になりつつある方が来店される。阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪の古本屋さんは、大体火曜日に定休日のところが多いので、来られるようだ。古本の話、阿佐ヶ谷文士会の話など、ためになる話もあるので聞いていて楽しい。来店される度に数冊買って頂くので有難い。
ユーセン君が来て、冊子の精算する。オープン以来、知り合いの方が、この冊子を買ってくれたので、いつの間にか全部売れてしまったが、今後は、そうはいかないだろ。いろいろ話するが、出版する魅力をもっと聞いておくべきだった。そのことをお客さんにアピールできないか。
新潟で知り合ったネット古書店をやられる方からダンボールで本が届く。レア・珍しい本、話題な本でなによりキレイな本が多い。均一棚に少しずつ並べてみようか、と思う。一日しか会ったことがなく、来店されて、こんなことがあると素直に果報者かと思う。ありがとうございました。
売上、小目標にも届かず、CDを掛けいて、そこから流れるメロディーが、何となく悲しく切なく聞こえる一日だった。