7月6日(日)
[メモ]
◇Mさんが来店。種々雑多の古本の話など。
[ツイッター]
四方田犬彦【先生とわたし】新潮社
◇この本を開けて、最初のところに掲載されている写真を見ると由良君美先生が今でいうイケメンだと思うが。
井伏鱒二【荻窪風土記】新潮社
◇当店の近くに在のお客さんだと、この本を薦める。関東大震災前だと荻窪から品川の汽船の汽笛が聞こえたこと、昭和32年、暮に荻窪病院に入院して裏手の観泉寺の除夜の鐘がなっていることなど読むと誰もが購入される。
定本 木下夕爾詩集】牧羊社 千部限定 序文:井伏鱒二
いなかの夜
いなかの夜は
まっくらだ
おしょうゆのいろに
にている
土蔵のかべだけがしろい
おしょうゆのなかの
とうふのように
ぼんやりしろく
うかんでいる
(本文より)
《貸し棚》7/6
◇とみきち屋さんが、入れ替えされました。
◇図録販売中です!
気まぐれ美術館 ―洲之内徹と日本の近代美術―
今日の「日曜美術館」は、関根正二を取り上げていました。スゴイ自画像でしたね。図録には、関根正二、「村山槐多、高橋由一、松本竣介など数多くの方が紹介されています。