朝起きてみたら、何か頭が重い。どうも休みの使い方の配分が悪いのでいつもこうなってしまうようだ。深夜、3時過ぎまで起きていた。
朝御飯を食べて、コーヒー飲みながら今日はどうしょうかと思って廻りの積読本を見渡す。島田雅彦【妄想人生】、夢見るオジサンになるためにとある帯文、パラパラ眺める。「小説家の人生」「夢見る能力」までの17ページ読む。島田雅彦さんの小説はまだ読んでいない。読みたい作家が一杯いるが読んでいない、何故、…時間がない?。
パソコンを立ち上げて、インターネットを見る。いつも見ている有田芳生さんのサイトを。今日は、沢木耕太郎さんのことが載っている。「いつかこういう綺麗な文章が書ければいいな」と思っていたと書いてあった。私も沢木作品は何冊しか読んでないが無駄の無い綺麗な文章なのだ。今どきの文章より心地よさを感じる。
神楽坂に住んでいる人たちのドキュメンタリーを見ていたら、家を出るのが遅くなってしまう。急いで仕度して、荻窪中学校に、都知事の選挙へ。もうこの人と決めていたが、いざ記入するときに躊躇したが、初心に考えてとおりの人の名前を書く。そこから、吉祥寺まで歩いて行く。いやー凄い人だ。陽気のせいか。
久しぶりに東急百貨店の裏にある『遊べる本屋』に入ってみる。雑貨と本屋が合体した店である。通路が狭く、雑貨でごたごただ、本は壁際に高く並んでいる。この店、自由が丘にもあったように記憶していたので帰って調べたら愛知県の方に本社があり、全国にかなりの数の支店があるようだ。今日のお客さんは若い人たちばかりで込んでいた。写真の本を眺める、楽しい本が一杯だ。アラーキーから梅佳代まで、ちょっとじっくり見てしまった。携帯を見たら16時15分過ぎになっている。駆け足で古本屋に寄るが収穫なし。電車で西荻窪に戻る。
業者、お断り!
岡崎武志かく語りき
岡崎武志トークイベント
~中央線の若手古本屋達と~
『西荻ブックマーク』主催の上記・イベントに気軽に参加してみた。恥ずかしいのだが、あんまりと言うか、岡崎武志さんを知らなかったのだ。このネット記事だけで、古本屋の話しかと思っていたのだ。25人くらいのお客で半分以上の人たちか顔見知りのようだ。トークショーの内容は、この三月に出たばかりの新刊、岡崎武志さんの【読書の腕前】光文社刊に出ていないネタの話など。 『西荻ブックマーク』は、古本屋の主催のようで、又、もともと古本の本も多く書かれているようで、今連載されている古本屋の話しなどであった。岡崎さんは関西の人で話も上手く、またこじんまりした部屋でのトークなので、何か温かい感じのトークショーだった。初めてこんな会に参加したのだが、大いに反省するばかりだ。もっと岡崎武志さんのことを調べたり、岡崎さんの本を読んでおくべきだったことなど。帰りに受付で、岡崎武志さんの【読書の腕前】を買って帰って来た。岡崎さん手描きの作家のイラスト付である、もちろんサインもある。
(『本を読む人々。』の読書日記と同じ)