会社帰りに、市ヶ谷の文教堂に寄る。
ちらちらと見て廻る、小説のコーナーは、いつも人がいない。
多いのは雑誌とか、そっちの方である。
文藝雑誌の背を見て、『野生時代』を取り出して見る。
読書する空間の作家の写真が何人かが出ている。
角田光代さんは、西荻窪の『ハンサム食堂』で本を読んでいる。
居酒屋でも本を読めるんだ。
いつも、西荻窪を利用しているのだが、北口の方しか知らない。
南口に行くと全然雰囲気が違ってくる。
『戎』という居酒屋が、北口にも、南口にもあるが
銀座と高田馬場くらいの違いがある。(大げさに言うと)
『ハンサム食堂』も、その南口にある。
荻窪で降りて、ささまへ寄り、西荻窪で降りて、音羽に寄り
ゴゴシマに寄って帰る。