9月25日(金)
空前の堺雅人ブームである。と言っても世間ではどうかは知らないが、読書サークルでは女性に人気があるようだ。昨年のNHK・大河ドラマ《篤姫》に出演で公演し、今映画で引っ張りだこのようだ。あの顔・笑顔が女性を惹きつけるのか。そこにこんなものが紹介されていた
。《ほぼ日刊イトイ新聞 ―堺雅人さんと、満腹ごはん。》糸井重里さんとのゲストが料理を食べながら対談するもののようだ。17章もあってかなり長いものだが、最後の章にこんなことが載っていた。
糸井 それは吉本隆明さんが言ってる
「10年間」なんですよ。
なんでも、10年続ければものになるっていう、
その10年間。
堺 なるほど。
糸井 3時間ずつの10年間と、
10,000時間は同じなんですよ。
ビル・ゲイツは、コンピューターが珍しい時代、
使用料1時間あたりいくらみたいな
高いお金取られる時代に、
ただで使えるラッキーを手に入れてる。
ビートルズはハンブルクで
8時間ぶっ通しで演奏しろ、みたいな
こき使われ方してる。
で、それのおかげで10,000時間になってる。
1日に3時間、10年間、10000時間、一つのことを続けると、その先に何かが見える。イチローなども引き合いに出されているが、天才はどこかで持続という努力を忘れていないのか。今日は、夕方から会社の同僚のお母さんの通夜に町屋まで行く。帰り、一緒に行った同僚が言っていたが、戒名がかなりの文字数で100万くらいするのではと聞いて驚いた。1文字10万くらいとのこと。そんなことも知らないのですか、と言われてしまった。ションボリして帰ってきた。