1月29日(土)
日暮里の古書・信天翁へ。店内に入ると、もう参加者で満員状態、50人弱。店主さん夫妻、カヒロさん、Yさん夫妻、やまがらさん、Mさんなど最強の布陣で仕切られていた。後ろの席に座る。
pippoさんと平田俊子さんのトークイベント。第1部、高村光太郎とあそぼう、第2部、平田俊子とアソボウ。 この日のために古書店で購入した、【獨居自炊】龍星閣も函からも取り出していない。アーア。昔、テレビドラマで高村光太郎と智恵子の話は何度か見ているが、なぜ、智恵子が精神状態がおかしくなったのかわからなかった。高村光雲など沢山の話を聞いた。そうなんだよー、先祖から出来ているんだよ、ひとりの人間だって。平田さんの話にうなずく。平田さんの朗読は、エネルギッシュだ。詩を通して、日本語の言葉の持つ面白さ、力強さが溢れている。平田さんの小説は、2,3冊くらい読んでいて、失礼だが若い人の作品だと思っていたのだ。休憩ときにpippoさんに寝ていたでしょうと言われてしまった。瞑想していたとも言えず、目をつぶって聞いていただけと答えたが。後半、飛びます……飛びますの朗読にコント55号の二郎さんの『とびます、とびます』の言葉が脳裏から離れずにいた。だらしない男の話なのである。