8月9日(火)
開店時間I時間遅れて吉祥寺《ブ》に行ってみる。もうセドラーが満杯のカゴに入れた本を一冊ずつ取り出して点検中があちこちで見られた。元の場所から新天地の場所移動で1.5倍になったようだが、コミック、CDあたりの売り場面積が増している感じのようだ。1階から4階までひと通り見て、数冊購入するが目ぼしいものはなかった。荻窪から丸の内線から乗り継いで千代田線で柏へ。車中、樽見博【古本通】を読んでいたので時間的なものは気にならないが、北千住から柏まで遠く感じる。《そごう》柏店での初めての古本市、『そごう柏店夏の古本市』、茨城・東京・埼玉・千葉・栃木・神奈川の22店舗が参加している。広い催事場、お客さんもマバラで勿体ないほどゆっくり見れる。東京の古書展で見る古書店が多いが初めて知る店も何店かあった。夏休み、家族連れをあてにしているのか、絵本コーナーがあって充実していた。本の本が安いのがあって数冊購入。紅屋さんを見つけたので、しばらく話をする。顔がほんのりとやけられていて精悍な感じで今まで会った中で一番健康に写る。京都、大阪に行かれるという、五年連続というから流石だ。折角、柏に行くのでAさんにどこか、いい古書店はないかと尋ねたら、《そごう》柏店の古本市に来るというので、古本市を見て、近くの古書太平書林を案内してもらう。まとまった感じの古書店だった。帰りも同じコースで帰る。荻窪から歩いて帰る途中、ランニングしている人、6人ほどと行き交う。ほとんどがオジサンたちだ。滅多に見ないが、蒸し暑いので逆療法なのか。