12月15日(木)
荻窪駅から歩いて行くと直ぐ《杉並区郷土博物館・分館》に着いた。天沼八幡神社の白い鳥居が見えて、ここで良かったんだ。いつも、迷ってしまうが、今日は簡単に着いたと思ったら、とんでもないことが起こった。館の内側に、閉店の文字が、何故なのと思って横の案内板を見たら、毎週月曜日が休館、毎月第3木曜日も休館とあり、今日は、その第3木曜日なんだ。ガックリ。ここに来る前に、ネットで検索して月曜日が休みというのは確認したが、同じところに書いてあった毎月第3木曜日を見落としてしまったようだ。
企画展「野鳥の父・中西悟堂と善福寺池~野鳥保護に捧げた生涯~」、
区民参加型展示「上林曉と阿佐ヶ谷会の仲間たち 」が開催されていて面白そうなので来てみたのだが。まあ、場所が分かっただけでもいいか、と自分に言い聞かせる。この辺あたりを天沼というが、その由来などを書いてある看板を見たりする。荻窪も、この辺まで来ると駅通りの賑やかさと対照的に落ち着いた静かな住宅街だ。西荻窪に戻って、今日の中央沿線の会の忘年会の会場の店を探すが見つからづ、盛林堂さんに寄って場所を教えて頂く。思っていたところよりも、ほんのちょっと違う場所だった。忘年会、懐かしい顔ばかりで呼んで頂ける上に会場の場所が吉祥寺か、西荻窪なので有難い。店、魚料理が美味い。刺身を見れば、その新鮮さが分かる。10種盛り、そのどれもが美味かった。西荻窪の店、住んでいてもほとんど知らないのが情けない。6時半から10時前まで、話もあちこちに飛んで、あっという間だった。外に出たら、5,6人の女性客がいた。こういうお客が付いているというのは美味しい店なのか。帰り、音羽に寄って、話題の岡崎さんの【古本道入門】をちょっと立ち読み、サイン入りの本が並ぶかも知れないと言うようなのでそれを待って買おう。音羽のKさんと話していたら、今年の春の不忍BS・一箱古本市に出店していたと聞いてビックリした。そうか、同じ日に出店していたのか。
今日は、
加東大介【南の島に雪が降る】旺文社文庫が見つかる。2度、映画化されていたのか。フジテレビ「6羽のかもめ」が遺作だったのか。「6羽のかもめ」、テレビ業界が描かれていたのを思い出す。【南の島に雪が降る】、カバー画は、谷内六郎さん。