1月23日(月)
土、日の二日間、卓球全日本選手権の女子シングルス決勝選と男子シングルス決勝選をテレビで見た。女子は、福原愛選手が13度目の挑戦で前年度優勝の石川佳純選手を破った。男子は、高校生・吉村真晴選手が5連覇中の水谷隼選手に競り勝った。2試合とも勝者は、受身にまわらず、攻めに徹していた。11ポイントというのは、あっという間に終わってしまってなかなか立て直しが効かないことだ。男子は、2セットをあれよあれよという間に高校生・吉村真晴選手が取ってしまい、こんなはずではと思ったのが最後まで響いたのか。3-3で、7-10から逆転して勝ってしまった。何か風貌が日本人離れしていると思ったら母親が外国人のようだ。試合後のコメントで水谷隼選手がパニックになってしまった、と言っていてベンチで頭を抱えていたのが印象的だった。届いた『PRちくま』2月号の封筒を開けて見る。目次の[装幀者のための読書]司修に目が行く。三浦哲郎【流燈記】の紹介・書評されている。若いころ読んだ【笹舟日記】というのが、今でもエッセイの中では一番私は気にいっているので、この書評にはうんうんと頷くことばかりだ。[テレビ幻魔館・最強の「紅白」]佐野眞一の大晦日紅白歌合戦の視点が楽しい。《最強の「紅白」》から、審査員は、作曲家古賀政男・古関裕而・服部良一、作詞家西条八十、詩人大木惇夫、演出家久世光彦、落語家立川談志、作家色川武大、こわオバ系白洲正子、高峰秀子、向田邦子。司会は、白組玉置宏、赤組水之江滝子。大トリは、美空ひばり「越後獅子の唄」の哀調、尾崎豊「卒業」の絶叫の対決としている。まあ、読んで見れたし。