4月24日(水)
午前中に病院に行って薬をもらうだけが診察を受ける。身体の調子がいまひとつなのだ。夕方前に六本木へ。早く着き過ぎたので会場まで行ってみるが、ちょっとまごついてしまった。六本木、やたら外人が多いところだ。すれ違いにイングルッシュが飛んでくる。チケットを無事にもらって、会場へ行くと丁度ホールに入れるので、そのまま入って座席に座る。≪立川志らく独演会≫に来た。落語には、このくらいの大きさの会場がぴったりみたいだ。左隣が空いたままのがどうにも落ち着かないが、始まってしまう。最初に立川志らべという人が、あれ昨日S君が知り合いの知り合いという人なのか。声の抑揚がない感じだが、これから声が練れてくるのか。立川志らく師匠が出てきて、二席中入り後二席で都合四席を聞いた。今年五〇歳なのか、師匠の立川談志の話が、そこらここらに出てくる。演台、牛ほめなどだが、あとで思い出してみると聞いた覚えの話だったのか、古典だろうから当たり前か。観客は、寄席慣れしているのか、志らく師匠のしゃれで直ぐに反応して笑いが起きる。右隣の人、サラリーマンの方も笑っている。椅子が揺れるのだ。何か会場が一体化しているように思えるほどだ。時間ぴったしに終わって、建物に外に出ると雨が降っていて寒く感じる。駅に向かうときに、足・太腿も出している女性がたくさんいる。寄席慣れには、何回か通わないといけないのかと考えながら電車に乗って帰るのだった。