映画を見に行く。
会員になっているギンレイホールに。
あかね空
原作・山本一力さん、この本読んだのだが、途中で母親が長男を庇う場面が幾度も出てきて、こんなにどうしてでてくるのだろう、と思ってしまった。今日、映画を見てちょっと考え直したが、やはり異常のように感じる。
さくらん
原作・安野モモヨ、音楽・椎名林檎、監督・蜷川実花とくればエンタテイメントなものに決まっている。蜷川実花、カメラマンらしく映像が鮮やかであるし、構図も決まっている。一画面、一画面が写真そのものだ。構図が決まりすぎて、飽きる気もする。黒澤明の『椿三十郎』ばりの血しぶきがあったりもする。主演・土屋アンナがいいかどうかわからないが、ときどきはっとしてしまう、花魁姿はいい。イメージ的に『下妻物語』を連想してしまう。
あかね空
2006年 日本映画 2時間
監督:浜本正機br> 出演:内野聖陽、中谷美紀、中村梅雀
配給:角川ヘラルド映画
京から江戸に下った豆腐職人、永吉と深川育ちの娘おふみ。味覚、しきたりの違いを乗り越え、店を構えた市井に生きる夫婦と子供たちの二代に渡る愛と葛藤の歳月を描いた人情話!!
さくらん
2007年 日本映画 1時間51分
監督:蜷川実花
出演:土屋アンナ、椎名桔平、成宮寛貴
配給:アスミック・エース
8歳で吉原に売られてきた少女。身請けされなければ出られぬ遊郭の因習に耐え、ムカツク時、泣きたい時、うれしい時にも媚びず、真正面から気持ちをぶつける、幼いほど不器用な花魁、日暮の生き様を描いた、極彩色エンタテイメント!!