朝、目を覚ましてテレビを点けても時間の表示が無い。携帯を開けて見ると12:25の表示がある。『アチャー』、10時間も寝てしまったいる。しかし、すっきり感はなし、夢ばかり見ているのだ。それも変な夢ばかりだ。昨夜、2時近く寝たが、家人たちが温泉旅行に行っていないので、物音がしなくて、こんな時間まで寝ていられたのだろうか。今日の予定が狂ってしまった。先ずは、風呂に入ることにする。是は予定とおりだが、時間がかなり遅れてしまった。湯を入れてもったいないので、今日は身体を3回も洗ってしまった。足も手も伸ばせないのでゆったり感が全然ない。いつも見ている武藤さんのブログに『頭がバカになるくらい、気持ちがいい。』というフレーズが頭に残っているのだ。いつも通る玉の湯に行ってみるか。簡単な食事を摂って出かける。もう2時を過ぎてしまった。新宿で乗り換え、池袋へ。ジュンク堂の横のメガネ屋の店頭でメガネを洗浄するときっちりと先が見えてくる。古書往来座は人だかりだ。この時間だから少しは空いていると勝手に思っていたのだが。研ぎ猫さんに新年の挨拶して、店頭の棚を見て回る。聖智文庫さんの棚は、いい品揃えだ。ほとんど買いたいものばかりだ。全部の本がパラフィン紙で覆ってあり、本を大事にしているかがわかる。古書展を覗いても、こういう古書屋さんはあまり見かけない。そうだ、古書往来座さんも、こういう一手間がされていて好感が持てる。結局、晩鮭亭さんの良心的な価格の本を何冊か買う。そこから、サンシャインを目指して歩く。本を見ていると手の先がかじかんでしまったので、手を擦りながら歩く。どうにか着く。適当に歩いていたら、世界のらん展に。入って覗いて見る。お客さんはまばらだが、蘭の匂いが場内に立ち込めている。展示だけでなく、販売もしている、3000円くらいか。初心者用として400円のもある。ようやく、古本市の会場にたどり着く。漫画の本が多い。あと、雑誌と文庫本が。何も買わず、池袋駅へ。サンシャインは、有楽町線を通勤で使っていたとき、ときどき寄っていたが、何十年ぶりに来た。家族連れ、若いカップルがほとんだ。そういうのを頭に入れた古本市なのか、と思ってしまう。荻窪で降りて、ささまへ。外市にいくとき、電車の中から見たら、店頭に人が一杯見えたので、もう買いたい本がないかと思ったが意外と買えた。105円だと考えなくてすむのがいい。写真本まで買ってしまった。サンシャインにいるとき寒気がしたので、帰って熱いコーヒーミルクを飲んで休憩。竹内真【図書館の水脈】を読みおえる。何か、心地よいストリーだ。村上春樹作品満載の本だ。夕食を食べるためにキッチンキャロットに出かけるが、15人くらい並んでいる。昨日は並んでいなかったので簡単に入れると思ったがあまかった。キッチンキャロットで夕食するために簡単に昼食にしていたのに残念。音羽の店頭を見ると、どうしても買ってしまう。一杯買ってしまう。帰り、吉野家のつゆだくの牛丼が胃に染み渡る気がした。