8月2日(土)
荻窪に寄って、新宿の京王での古本市へ行く。どれくらいの古書店が参加しているのだろうか。最初のブース、ゆっくり廻るが何かワクワク感がない、湧いてこないのだ。2、3つ、うーんどうしたことか、そのあとも同じで、早めに会場を出る。御茶ノ水で降りて、東京古書会館の古書展へ。お客さんも少なめだが、こちらの方が緊張感、期待感がある気がする。迷って何冊か買う。天野忠を見つけて買う。久しぶりに天野忠の本を見る。水分補給の必要を感じて、いつもなら神保町をブラブラするが、直ぐにヒナタ屋へ。氷水がうまい。《ぐるり》の最新号を読む。巻頭インタビュー南陀楼さんのお客さんが漫画家の山川直人さんだ。先日、下北沢のトーク〔硝子暖簾をくぐると… 4人の作家が描く菅原克己と高田渡の世界 ~ 内田かずひろ/ 山川直人/ 保光敏将/ シバ〕を聴いていたので印象が残っていて読んでいても頭に残る気がしてくる。山川直人さんのトークでも感じた真面目な人柄が、ここでも上手く引き出されている。私も、ここのトークで出てくる<小山清>の本【小さな町】を読んだ。うーん、<小山清>か。千駄木へ、〔一箱古本市〕の打ち合わせ会。いつものみなさん。でも、課題の議論がこれという決め手がないまま終わる。最初は、ここでも最後はバシッと決まっていくでしょう。打ち上げに参加、いろいろ書きたいが書かない。〔一箱古本市〕、春から、3ケ月、昨年の秋から10ケ月くらいか、早いなーと思う。
(モンガ堂の日記より)